夜職から介護職に転職できる?未経験スタートの資格・年収・仕事がきつい理由を解説

夜職から介護職に転職できる?未経験スタートの資格・年収・活きる強みを整理

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「手に職をつけたい」「流行や景気に左右されにくい仕事に就きたい」——そう考えたとき、介護職を候補に挙げる方は少なくないようです。高齢化で人材が足りていない業界なので、未経験からでも入りやすいと言われています。

ただ、入りやすい一方で「介護はきつい」という声もよく聞きます。この記事では、その「きつさ」の中身も含めて、夜の仕事から介護職への転職を、できるだけ正直に整理していきます。

Rei

『きつい』ってよく言われますよね。実際、ラクな仕事ではありません。でも、何がどうきついのかを先に知っておくと、自分に向いているかを落ち着いて判断できます。良いところと大変なところ、両方そのまま見ていきましょう

目次

未経験でも転職できる?「入りやすい」と言われる理由

介護職は、未経験から最も挑戦しやすい職種のひとつと言われています。無資格・未経験でも応募できる求人が多く、「資格取得支援あり」とする職場も数多く見られます。

なぜ間口が広いかというと、人手が足りていないからです。高齢化で介護を必要とする人は増え続けている一方で、働き手が追いついていません。国の推計では、2025年の時点で介護職員が全国で30万人以上足りなくなるとされており、今後さらに不足が進むと見られています。

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ここは誤解されやすいところなんですが、人手不足の主な原因は『みんなすぐ辞めるから』ではないんです。お年寄りが増えるスピードに、働く人の数が追いついていない。つまり、需要のほうがずっと大きいということなんですね

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正直なところ、介護はきつい?先に知っておきたい現実

入りやすさの裏側にある「大変さ」も、ごまかさずにお伝えします。介護の仕事できついと言われやすいのは、主に次の3つです。

1. 身体への負担 利用者さんをベッドから車いすへ移したり、入浴や排せつを手伝ったりと、体を使う場面が多くあります。続けるうちに腰を痛める方も少なくないようです。施設によっては夜勤もあり、生活リズムが不規則になりやすい点も負担になります。

2. 心の負担と責任の重さ 認知症のある方への対応や、人生の最期に寄り添う場面もあります。利用者さんの命や安全を預かる責任は重く、ご家族への気づかいが必要なこともあります。やりがいの大きさと、精神的な重さは表裏一体です。

3. 負荷に対して給料が見合いにくい 後で詳しく触れますが、未経験スタートの給料は決して高くありません。「これだけ大変なのに」と感じやすいのが正直なところで、これは退職理由でも上位に挙がります。

各種の実態調査を見ると、介護職を辞める理由として多いのは、仕事そのものより「職場の人間関係」、次いで「給料・待遇」、そして「心身の負担」とされています。

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辞める理由のトップが人間関係、というのは見落とされがちなポイントです。裏を返せば、職場さえ合えば長く続けやすい、ということでもあります。だからこそ、後で触れる『施設選び』がとても大事になるんです

ここで公平にお伝えしておきたいのが、「介護=離職率が高い」というイメージは、今ではあまり正確ではない点です。最新の調査では介護職員の離職率は12〜13%台で、全産業の平均(およそ15%)を下回る水準まで下がってきています。有給の取得率が上がったり、夜勤の負担を減らす工夫が進んだりと、働きやすさを改善する動きも広がっているようです。

つまり、「きついのは事実。でも、辞める人が特別多い業界というわけではない」——このあたりが等身大の現実だと言えそうです。

介護職の給料は?資格でどう変わるか

ここが気になる方は多いと思うので、具体的な数字で見ていきます。介護職の給料は、資格の有無で差が出やすいのが特徴です。

国の処遇状況の調査をもとに、各種手当を含めた常勤の平均月給を資格別に整理すると、おおまかに次のような傾向があります。

資格平均月給の目安(常勤)
無資格約29万円
初任者研修 修了約32万円
実務者研修 修了約32万円台
介護福祉士(国家資格)約35万円

無資格と介護福祉士では、月給でおよそ5万円、年収にすると数十万円の差が出る計算になります。資格を一段ずつ取っていくほど、待遇も積み上がっていくイメージです。

Rei

資格を取るごとに月給が2〜3万円ずつ上がっていく。努力が数字で返ってくるのは、続けるうえで励みになりますよね

ただし、この表は経験を積んだ人も含めた「平均」だという点に注意してください。未経験で入った最初の給料は、月給19〜23万円程度、手取りにすると17〜18万円くらいからのスタートになるケースが多いようです。

Rei

正直に言うと、最初の数字だけ見れば高くはありません。夜の仕事の収入と比べると、落差を感じる方もいると思います。だからこそ、入り口の金額だけで決めず、『資格を取ったらどこまで伸びるか』まで含めて考えるのがおすすめです

介護職員初任者研修の取り方(費用・無料の道)

初任者研修は、介護の基礎を学ぶ入門資格です。最初の一歩として目指す方が多い資格です。

費用と期間の目安

民間スクールの受講費用は、地域や形態によりますが、おおむね5万〜10万円程度が目安とされています。期間は最短1ヶ月ほどから。週末や夜間に通えるコースもあり、夜の仕事と並行して生活リズムを大きく崩さずに学び始められる選択肢があります。

費用を抑える・無料にする方法

初任者研修は、費用を抑えるための制度がいくつかあります。

  • ハローワークの職業訓練:条件を満たせば受講料は原則無料で学べる場合があります(テキスト代などの実費は自己負担)。就職のあっせんまで受けられるのが利点です。
  • 職業訓練受講給付金:雇用保険の給付を受けられない求職者の方が一定条件を満たすと、訓練期間中の生活支援として月10万円程度を受け取れる制度もあります。
  • 教育訓練給付制度:雇用保険の加入期間など条件を満たすと、受講料の一部(指定講座でおおむね20%、上限あり)があとから給付されます。
  • 自治体の支援事業:市区町村によっては受講料の一部または全額を補助する制度を実施している場合があります。
  • スクールの就業支援キャンペーン:系列の介護施設で働くことを条件に、受講料が実質無料になる講座もあるようです。
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同じ資格でも、どの制度を使うかで自己負担はゼロにも10万円にもなり得ます。ただし、無料の制度は条件が細かく、希望者全員が必ず使えるわけではありません。申し込み前に、自分が対象になるかを窓口や講座の資料で確認しておくと安心です

キャリアパス(学歴より実務が評価される世界)

介護業界は、学歴よりも資格と実務経験が重視される傾向があります。一般的には、初任者研修からスタートし、実務者研修、そして国家資格である介護福祉士へとステップアップしていく道筋が描けます。

介護福祉士は、実務経験を一定年数(おおむね3年以上)積むことで受験資格が得られるとされ、「働きながら経験を資格に変えていく」流れが組みやすいのも特徴です。資格が増えるほど任せてもらえる仕事や役職の幅が広がり、それが給料にも反映されていきます。

夜の仕事の経験が介護で活きる場面

介護は体を使うケアだけでなく、人と心を通わせることが大切にされる仕事です。ここで、夜の仕事で培った力が活きると考えられます。

相手の表情やしぐさから気持ちを読み取る力、世代の違う相手とも自然に会話を続ける力、相手に安心感を与える接し方。これらは、利用者さんやご家族と信頼関係を築くうえで、大きな強みになると言われています。指名を取るために磨いてきた「相手をよく見る習慣」は、そのまま現場で通用するスキルに置き換えられるはずです。

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年齢も背景もさまざまな相手に合わせてきた経験は、マニュアルだけでは身につきにくいものです。介護の現場では、それが評価される場面が多いんですよ

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きつさで後悔しないために──施設選びのコツ

ここまで見てきたとおり、介護のきつさは「仕事内容」だけでなく「どの職場を選ぶか」に大きく左右されます。退職理由の上位が人間関係であることを思い出すと、入る前に職場の様子を知ることが、後悔を防ぐいちばんの近道だとわかります。

求人票だけでは、実際の人間関係や残業の多さ、夜勤の回数まではわかりません。気になる施設の離職率や職員の年齢構成、研修体制を、応募前に確認しておくと安心です。こうした「外からは見えにくい情報」は、介護分野に詳しい転職エージェントに相談すると把握しやすくなります。

まとめ:きつさも込みで、自分に合うかを見極める

介護職は、未経験・無資格からでも始めやすく、資格を取るごとに待遇が上がっていく、努力が反映されやすい仕事です。一方で、身体的・精神的な負担は確かにあり、最初の給料は高くないという現実もあります。

大切なのは、良い面だけでも悪い面だけでもなく、両方を知ったうえで判断すること。そして、人に寄り添ってきた夜の仕事の経験は、介護の現場で確かに活きる力になります。

Rei

きつい部分も正直にお伝えしました。そのうえで、資格で道が開けて、長く続けられる可能性のある仕事だと思います。まずは自分が使える制度と、合いそうな職場を調べるところから。焦らず前に進んでいきましょう

未経験からの介護転職は、求人事情に詳しい転職エージェントに相談すると、施設選びで失敗しにくくなります。まずは情報収集から始めてみてください。


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本記事は公開時点での調査・リサーチに基づく情報です。 情報の正確性を保証するものではありません。 転職・資格取得に関する最終的なご判断は、 必ず専門家または公的機関の情報をご確認の上、 自己責任にてお願いします。

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この記事を書いた人

Yoakeruの編集キャラクターです。キャリア転身をテーマに、転職比較・資格比較・データ解説を担当します。数字と事実をベースに、わかりやすく整理してお伝えします。

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